いえーい☆ジェーン15才ですよ〜!お勉強を始めるよ〜!
ジェーン先生聴いてください!ジャックの事を勉強しはじめたら、成績だけでなく、部活も絶好調なんですよ!!
うわぁ・・・まるで進研ゼミみたいね。
それじゃあさっそく、前回のタイプJの後継機の話からいっくよー!がんばってついてきてね☆☆
Yes, Your Majesty

003 COSとロボット

さて、前回お話したのは共産圏の残党が製作した兵器・タイプJでした!
今日紹介するのはその量産型ですよ!
なんという!正式のジャックかどうかは怪しいものの、既に量産が行なわれたんですか!?うへっ!!
そうなの!この写真を見て頂戴!


これは!特徴的な頭部構造が既にジャックシリーズの一員としての風格を漂わせていますね!
帽子の為でモヒカンの存在が怪しい貴方が言っても変だけどね。
この子はCOS(Cybernetic Organism Soldier)と呼ばれているの。
サイバネティック オーガニズム??
日本ではよくサイボーグと呼ばれるのよ。つまり、タイプJと同じく人間を元にしているという事なのよ。
・・・すみません。よくわからないのですが・・・
簡単に言うと、サイボーグというのは、
アメリカ合衆国の医学者、ネイザン・クラインとマンフレッド・クラインズらが1960年に提唱した概念で、生身の人間の一部分を、人工物で補っている人や補う事を言うのよ。
サイボーグなんていうと、特撮ヒーローみたいなものみたいなイメージかもしれないけれど、身体障害者の方の義手・義足もその一つなのよ。
そう言うと、けっこう身近に感じるでしょう??
なるほどなるほど。サイボーグという言葉の意味はわかりました!
カミエータによって作られたCOSには、人間的な動きがまったくないわ。だから、人工物の一部に人間を利用していると言った方が正しいかもしれないわね☆

で、このCOSにもいくつかの種類があります!先程の写真の物を”COSグラント”と言うのだよ!
このCOSグラントは一番オーソドックスなCOSね。これといって特徴的な装備はないのだけれど、サイボーグならではのタフさがウリよ。
カミエータの一般戦闘員と比べて4倍、鉄拳衆爪(鉄拳衆の一部隊ね。)と比べて2倍の体力があるのだから驚きよ!
これは売れますね!

つぎに紹介するのはこれっさ!COSクラッシャーだよ!
グラントと比較すると、手甲型のアーマーと肩のアーマーが追加されているわ。グラントの強化型ね。
肩のアーマーを見て思うのですが、グラントの肩は特殊な歯車形状になっていますよね?もしかしてここにアーマーを取り付けているのでしょうか?
良いことに気がついたわね:)
じゃあこれを見てちょうだい!

この子はCOSデストロイヤー。
肩にさっきと違う武装をしているでしょ?おそらくあの歯車(風)構造は武装を換装する為のアタッチメントになっていると思われるわ。
武装の換装ですか?そんなもの私にはありませんでした・・・。
COSデストロイヤーは火炎放射器とロケットランチャーを装備しているの。タイプJ・武器の要素がつまっているわね。

お次に登場するのがCOSリッパー。デストロイヤーがタイプJ・武器なら、このリッパーはタイプJ・スピードの要素を継承しているわね。
右手が特殊兵装・リッパーブレード。左手には伸縮自在のワイヤーを装備しており、手を飛ばす攻撃――ワイヤードナックルも脅威よ。
そしてなにより吃驚なのが地面をホバー移動するのよ!!!!
吃驚!!

最後に紹介するのがこのCOSネイキッド。グラントの製造途中で暴走状態になった物がこれよ。
グラントの仮面が外れて、剥き出しの頭部がこわいよ〜(泣)!!!!
人間を元に作られているCOSの正体なわけですね。
今気がついたんですが、なんでネイキッド以外のCOSはズボンを履いているのでしょう?いや、むしろジャックシリーズのほとんどが迷彩柄のズボンを履いているのは何故なんですか!??
・・・そ、それは・・・・かっこいいから??
ジェーン先生にもわからない事があるんですね!
う、うるさいポンコツ!!



タイプJと同じく秘密結社カミエータによって製作され、量産化されたCOSだけれども、一つ気にならない?
両方とも、人間を使って作られているのに、どうしてタイプJはタイプJで、COSはCOSなんですか?
言うならば、どっちもCOSであるような気がします。タイプJにはタイプJたる所以があると思います。
そうなの。これはいくつかの推測がされるのだけれど、
私は“タイプJは元になっている人間の性能(戦闘技能や思考レベルね。)が、そのタイプJの能力に大きく関与しているからではないかと思うの。
COSはあくまで量産型。マスプロの狙いは作業者のスキルに依存した部分を減らし、均一な品質の製品を大量に作る事”なんだから、このCOSは元になる人間性能に依存した部分を減らし、均一な戦力の兵器”であるべきなのよ。
つまりつまり!タイプJは元の人間の人間性能を活かして製作されているから全然タイプの違う種類が存在すると思うのよね〜。
なるほどぉ。試作品であるタイプJの方がCOSより強そうなのはそういうわけですか。
かもね。
しかしですね。やっぱり人間を改造した兵器というのは倫理的にはどうなのでしょうか?
サイボーグ技術の軍事利用研究は、米国の国防高等研究計画局で(実際に!)行われているのよ。
手足を失った兵士をサイボーグ化して戦場復帰をさせる、小動物の脳を制御して遠隔操作するとかね。無人兵器を脳で制御するとか!
ボスコノビッチ博士が倫理問題についてどう思っていたかはわからないわ。
・・・・・・・
でもね、タイプJとCOSや開発の数年後作られたのがロボットである貴方なのよPジャック。
・・・ボスコノビッチ博士も、人間をロボット化して人殺しをさせる事に思う所があったのかもしれませんね。
だから、タイプJにはなかった妙に人間くさい迷彩柄のズボンをCOSに履かせたのでしょうか?
かもね。
☆to be continue☆





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