THE HISTORY OF JACK EX002 ラレデンシ 作・Pジャック 
むかしむかし、あるところにかわいそうなロストメモリーモンスターがいましたとさ。
そのモンスターの名前はPジャックといいました。
Pジャックは意地悪な兄達にいじめられていましたとさ。
ワッワッワ!!(掃除をしなさい。プロトタイプ!!)
ワッワッワ!!(掃除をしなさい。プロトタイプ!!)
ワッワッワ!!(掃除をしなさい。プロトタイプ!!)
おぅおぅ、どうして私はこんな目にあうのだろう。
ワッワッワ!!(わたしたちはこれから、三島財閥のking of iron fist tournamentに参加する。そこで三島財閥の冷血党首に会って、人間にしてもらうのです。)
ワッワッワ!!(帰ってくるまでに掃除を終わらせておきなさい!!)
えーえー、わかりました・・・。
そういうと意地悪な兄達はダイブボマーで三島財閥に向かいましたとさ。
嗚呼、わたしも一度でいいから三島財閥のお遊びに付き合ってみたい・・・。
でもそれは不可能ですね。なぜなら私の体は古いタイプなのです。
ははは。みすぼらしいプロトタイプだね。
ハッ!?貴方は一体誰ですか?魔法使いのおばあさんですか?。
魔法使いのおねえさんだよ。みすぼらしいプロトタイプを美しいシルバーボディにしてあげようと思ったんだけど、今の一言で嫌になったので帰るわ。
そう言いながら魔法使いのおねえさんは帰っていきました。
それからしばらくして、Pジャックは三島財閥の前に来ていました。

ハッ!?ここはいったいどこなんだろう?なぜおれはこんなところにいるんだ・・・?
そうかどうしても、どうしてもking of iron fist tournamentに行きたくて、ここまで来てしまったんだな・・・。何か方法はないだろうか・・・。
その時でした。Pジャックの目の前を紫色の影が飛んでいきました。
・・・・・・
ん?これはなんですか?
・・・・・・(こいつはたしか、Pジャックだったな。みすぼらしいロボットだなぁ。)
嗚呼、私もking of iron fist tournamentに参加したい!こんな古い体でなければ!ジャック2ばかりバージョンアップしてくやしい!!
・・・・・・。おいPジャック聞け、三島財閥の冷血党首に会って、自分のバージョンアップをお願いしなさい。
え?そんな。冷血党首に会うのは難しいですよ。
大丈夫だ。これから三島カズヤがココを通るから、そこで直訴するがいい。
ほんとうですか!ありがとう紫の人よ。
紫色の生命体が立ち去り、それからしばらくの時が経つと、本当に三島カズヤが現れました。
・・・・・・・。
やぁやぁ三島カズヤさん!私をバージョンアップしてください。頼みますよ。
いいぞ!
自分のバージョンアップを一八に頼み込んだところ、なぜかすんなり受け入れられたPジャックは喜んで家に帰ってきました。
すると、意地悪な兄達も家に帰ってきました。
ワッワッワ!!(駄目でした。人間にはしてもらえませんでした。)
ワッワッワ!!(あっ!! 見てください!Pジャックを!)
ワッワッワ!!(プロトタイプ!!なんだその体は!!)
三島カズヤに頼んだら、なぜかすんなり受け入れられたのです、ワッワ!!
こうしてPジャックは元気に暮らしましたとさ。魔法使いに頼らないで、でも諦めないで、自分で頑張ったからカズヤが助けてくれたのですね。おわり。

・・・・満足?



   ☆to be continue☆




back to index

inserted by FC2 system